ヒトラーの心理学を利用した演説テクニック

【日本語字幕】ヒトラー首相就任演説 - Hitler Speech "Proclamation to the German Nation"
HISTORY CHANNEL

https://www.youtube.com/watch?v=77RhaX9IP0k

 


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◆黄昏時効果

人は夕方になると披露と暗さで思考力、判断力が低下する。

 

◆単純接触効果

同じフレーズを何度も使う。

 

大衆は理解力が小さく、忘却力は大きい。

と考えていたヒトラーは、

政策をスローガンに凝縮させて、同じ政策を違う言い回し、違う角度で繰り返し訴え大衆に覚えさせた。

トランプが何度も同じ言葉を使い、同じようなジェスチャーをするのもこれを利用している。

 

ロミオとジュリエット効果

障害があるほうが魅力的に感じる。

 

ある目的にたいして障害が多いほど、それを乗り越えて、目的を達成しようという気持ちが高まるというもの。

ヒトラーユダヤ人を障害として設定して共通敵とした。

 

この心理効果は恋愛問題でよく取り上げられるが、希少価値の高いものほど購買意欲を誘うなどマーケティングにおいても効果的である。

また、ヒーロー映画などに必ず悪役が出てくるのもこの理論に基づく。

 

◆誤前提提示(二者択一の問いかけ)

「戦争か、平和か」

ユダヤ人に支配されたままでいるのか。それとも皆殺しにするのか。」

共産党に支配されたいのか、それともナチスか」

など極端な選択肢を迫り、まるでそれ以外の選択肢が存在しないかのように、大衆に訴えかける。

人間は、与えられた選択肢のなかだけで、物事を判断してしまいやすい。

 

◆断定する

「~なのかもしれない。」

と弱々しく語るのではなく

「~だから~なのだ!」と強い口調で言い切る。

言い切ることで力強さと説得力を持たせている。